クライアントに寄り添う

弁理士として、仕事をする上で、
たくさんの顧客に対して、自己の能力をどのようにアピールすることが適切でしょうか。
それぞれの顧客が要求する仕事の内容は、さまざまです。
それをすべてカバーするような能力を弁理士がもっているのだと
主張することは、あまり得策ではないと考えます。
私は、スーパーマンです。
と言っている人についていきたい人は少ないと思います。

 

自己の能力を大きく見せることはしないで、
「あなたの要求する仕事の範囲をちょうどカバーする能力を私が持っています」
と見せてあげることがちょうどよいだろうと考えます。
 

 

顧客の要求する仕事をするためには、
その顧客に、あるいは、その顧客の要求に寄り添うことが必要です。
そして、
寄り添っていることを相手に伝え、わかってもらうことです。
完全にぴたりと重なり合うことはできないまでも、
重なり合う部分がかなりできるかもしれません。
そうして、重なり合ったことを、相手にわかってもらう。
重なり合った部分で力を注いで、仕事をする。

その重なり合った部分で実績を上げたことを

クライアントにアピールして
わかってもらう。
 
こうしてはじめて、費用を請求し、金銭を回収し、
次の仕事につなげる。