桜流鏑馬(さくらやぶさめ)。12月1日に商標登録がされました。

(ヤフーニュースでの報道はこちら)

桜が咲く時期に行われるやぶさめです。

おそらく運営者は、人出の多さをみて、

商標登録の必要を感じたのでしょう。

2017年5月に商標登録出願をして、

2017年12月に登録がなされています。

商標登録番号が、6001291。

出願したのは、有限会社十和田乗馬倶楽部

【商品及び役務の区分並びに指定商品又は指定役務】 【類似群コード】
25 乗馬ズボン,乗馬用手袋,流鏑馬用手袋,流鏑馬用帽子,流鏑馬用帯,乗馬用靴,流鏑馬用靴,その他の乗馬用又は流鏑馬用被服
17A04 17A07 21C01 24C01 24C02
41 流鏑馬用具の貸与,乗馬用具の貸与,流鏑馬の興行の企画・運営又は開催
41F01 41M03

25類の商品と41類の役務を指定して権利取得をしています。

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小原紅早生みかん GI登録されました

 

小原紅早生みかんがGI登録されました。

GI登録の制度は、

農水省が地理的表示を保護するため、

登録するものです。

 

農水省による地理的表示保護制度による保護産品は、

これが58件目だそうです。

 

読売オンラインの記事はこちら。

 

 

 

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国立大学の研究者の発明は、特許査定率が高い!!

大学ジャーナルによると、

国立大学研究者による発明では、

特許出願の査定率

(出願審査請求されたもののうち、特許取得される割合)が

2000年ごろは、56パーセントほどだったのに対し、

2010年を越えてからは、80パーセントほどに上がっているとのこと。

 

一般的な査定率は、65パーセント。

(大学ジャーナルオンラインの記事:くわしくはこちら)

ちなみに、

我が、特許業務法人プロテックの特許査定率は、

80パーセント強です。

 

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春日部市、2つの小学校と1つの中学校とを統合して、一つの小中一貫校をつくる議案で勇み足。

春日部市が、小学校2つと、中学校1つとを統合して、

一つの小中一貫校をつくる計画を立てて市議会に出したところ、

商標権者から、「再考して欲しい」といわれて議案を撤回したそうです。

(産経ニュースより:くわしくはこちら)

問題の名称は、「江戸川学園」。

 

「江戸川学園」といえば、

都内江戸川区に女子中学校、高等学校。

千葉県野田市に大学。

茨城県取手市に男子中学校、高等学校。

と、3つの都県にまたがってキャンパスを有する私立の学園です。

 

春日部市の担当者は、

調べることをしなかったのでしょうか。

知らなかったのでしょうか。

それとも、

担当者の無知をよいことにおどらせた

議会のなかに巣くう反対勢力の仕業でしょうか。

 

商標調査は、

ウェブでできます。

知財リテラシーが世の中に広まることを願います。

 

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やめられない、とまらない。

(デイリー新潮のウェブサイトから引用します)

デイリー新潮によると、

「やめられない、とまらない、かっぱえびせん」の

キャッチコピーを当初考えた広告代理店担当者が、

この7月にカルビーを東京地裁に訴えたそうです。

(ここまで、デイリー新潮のウェブサイトの記事を要約して、引用しました)

(上の写真は、デイリー新潮のウェブサイトの一部です)

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裁判では、5・7・5の17文字にも著作権が認められた例があります。

この事件の行方、注目されます。

デイリー新潮のウェブサイトの記事はこちら。

本日、12月14日発売の週刊新潮12月21日号にくわしい内容がかかれているそうです。

関心をお持ちの方は、そちらもどうぞ。

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この原告の主張が最大限認められる場合には、

「やめられない、とまらない、かっぱえびせん」

は、原告の創作した著作物である。

テレビに流れたコマーシャル動画は、

著作者人格権(同一性保持権)、翻案権などを侵害して作られた。

というような判断のもとに、

しかるべき損害賠償が請求されることが考えられそうです。

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文科省発表。国立大の特許出願。

国立大学の特許出願。

大手企業との共同出願が多いようです。

東大は、トヨタ自動車。

東北大は、東京エレクトロン。

東工大は、住友化学。

大学と企業とが共有する権利を取得する
→企業が主に製造販売をする
→大学は、ロイヤルティ収入を得る
→大学の研究開発費に充てる
という構造なのでしょう。

 

12月12日の日経の記事です。

 

 

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ラッパのマークでおなじみの大幸薬品の音商標。音楽的要素のみ(歌詞なし)で音商標登録が認められました。

我国特許庁が2017年9月26日に発表しました。

大幸薬品の

トランペットの音だけの音商標(歌詞なし)が商標登録の運びとなりました。

ほかにも、

インテル、BMVの音商標出願も、

音だけ(歌詞なし)で認められます。

 

ラッパのマークの大幸薬品が長年にわたって

広告を続けた結果、音だけでもその会社だとわかるまでになっていると

認定されたものと思われます。

 

特許庁の記事はこちら

 

この音商標の審査には、2年半を要しています。2015年4月1日に出願したものが2年半でようやく登録の運びとなりました。

全世界198カ国の国と地域にある国歌と類似していないか(その国の尊厳を傷つけないか)、各国の軍隊の進軍ラッパのメロディーと似ていないか(その軍隊の尊厳を傷つけないか)、胃腸薬について大幸薬品にこの音商標を登録させるだけの独占適応力を有しているか、など、さまざまな審査がなされたものと思われます。

音商標 千寿製薬 「ソフトでもハードでもコンタクトレンズをつけたまま」が登録されました。商標登録第5971110号

テレビのコマーシャルソングで有名になっています。

千寿製薬

「ソフトでもハードでもコンタクトレンズをつけたまま」

が音商標として登録されました。

先月8月10日のことです。

商標登録第5971110号。

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