クリスチャン・ルブタンは、
オランダの靴メーカーを訴えています。
商標権侵害訴訟です。
赤い靴底についての商標を登録しています。
法務官が意見を述べて侵害に当たらないと言った。
それに対する反論をルブタンが行いました。
ルブタンが、商標権侵害訴訟をするのは、
初めてではありません。
前回、2011年イブ・サンローランをアメリカニューヨークで訴えて
負けてはいるけれど、
靴底の赤い商標について、
無効とされたわけではありません。
靴とのコントラストがある場合には有効であるとの判断がされています。
イブ・サンローランの靴は、赤い靴に赤いソールだったので、
商標権侵害にはあたらないと判断されたものでした。
にもかかわらず、このたび法務官が意見を述べたのは、
裁判をミスリードするものであるとルブタンが反論しています。
ルブタンの反論は、適切であると思われます。
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